ロランス LMS-525C DFの不具合 アイテム 2009年03月13日 去年、ボートクラブ10月号を見たお客様にロランスのGPSプロッタ魚探 LMS-525C DFを販売、取り付けをしたのですが、すぐに『測位できない』とのクレームを頂きました。 また、新艇時から付いていたヤマハのGPSプロッタ魚探も測位してくれなくなったとも。 ジムクオーツと電話で連絡を取りながら解決方法を探って、GPSアンテナの位置を変えたり、バッテリー端子の間(+と-)にノイズを除去するパーツを入れたりしていたのですが、一向に症状が解決しませんでした。 あれこれと試行錯誤しているうちに、船外機のエンジンをCUTしたらすぐに測位することが分かりました。 症状としては以下のようなもの。 1.エンジンを切った状態でロランスLMS-525C DFのみ電源投入 → OK! 2.その状態でエンジンを始動 → NG。測位しなくなる。 3.エンジンをかけた状態でロランスLMS-525C DFのみ電源投入 → NG。いつまで待っても測位しない。 4.エンジンを切った状態でヤマハGPSのみ電源投入 → OK! 5.その状態でエンジンを始動 → OK! 6.エンジンをかけた状態でヤマハGPSのみ電源投入 → OK!(測位まで1~2分かかる) 7.エンジンを切った状態でロランスLMS-525C DFとヤマハGPSの電源を投入 → OK! 8.エンジンをかけた状態でロランスLMS-525C DFとヤマハGPSの電源を投入 → NG。両方ともだめ。 以上のことをジムクオーツの伊藤社長へ相談。ヤマハの船外機から何らかのパルス波が出ているのではないかと言う結論を得る。 そのパルス波を除去してやるノイズフィルターを伊藤社長が作ってくださって、それが届きました。(冒頭の写真がそうです) この装置を魚探と電源の間に割り込ませて、テストして見ました。 結果は良好!! アレだけ悩まされたトラブルが嘘のように収まりました!! Fさま、大変お時間がかかりまして申し訳ございませんでした。 この場を借りてお詫び申しあげます。 PR