忍者ブログ

めざせ!一流シーマン! ~海の男育成委員会~

せんぐ屋の店長のブログです。 海の男の伝道師として、"カッコイイ海の男"目指して自分磨きをしていきます! よろしくお願いしますね~!

SAM's CUP 2009 参戦記 その2

IMG_5792.jpg



いや~、昨夜は久しぶりに飲みすぎました。
やっぱアレですね、豆腐ようと泡盛のコンビは確実に人間をダメにしてくれますね。え?もうダメになっていますか。そうですか。

朝ホテルで目を覚ますと、隣に全裸の美女なんかは寝ていなくって、代わりに何故か溶けてしまったハーゲンダッツが。
そーいえば、昨夜ホテルに戻る前にホテルの隣のコンビニに寄って、キャプテンと2人で、やっぱ酒飲んだ後は甘いもの食べなきゃね!とか言いながらはしゃいでいた気がする。。。
人間酔っ払うと何をしでかすか判らないという良い例ですな。(反省の色なし)

ま、気を取り直して先に進みましょー!


***************************************
SAM's CUP 2009 参戦記 その2
***************************************

本日の予定は、明日以降のトーナメント本番を見据えた下準備と偵察。簡単に言えば天気が良いからトローリングに出ようということ。

溶けたハーゲンダッツを見ていたら無性に悔しくなったので、出航前にコンビニへ寄ってお昼ごはんと一緒に再度ハーゲンダッツをゲット。今日の朝ごはんはハーゲンダッツとなりました。



さて。



本日は久米島の周辺でトローリング。視界に島影が入るところでトローリングするのは、多島美を誇る瀬戸内に生まれ育ったものにはやっぱり安心できる。360度見渡す限り水平線と言うのはそれはそれで感動なのだけれど、どことなく落ち着かない感じがするのだ。ちょっと足の裏がムズムズするような。

今日のトローリングはスペシャルなゲストがいらっしゃっていました。その方は何と元海上自衛官で海将まで勤められた方です。昔風に言えば中将閣下。バリバリの海の男じゃないですか!海の男マニアの血が騒ぐってもんです。<?
何でもキャプテンのボランティア活動でのお知り合いだとか。とても物腰が柔らかく、スマートネイビーを体現された方でした。

昨日の雨もあって、まだ少々うねりの残る海では、やっぱりと言うか少し酔ってしまって、すぐにシーバンドを装着&酔い止め薬を服用。中将閣下に貴様それでも日本男児かぁ!と檄を飛ばされるかと内心ひやひやしていたのですがそんなこともなく見事にスルー。
少し横になったり、良くなってきたらアフトデッキで流したルアーを眺めていたりしていると、11時過ぎにジャーッ!!という音が!

ちょうどキャビンでウツラウツラしていた時だった(昨夜の深酒が効いた)ので、すぐに飛び起きてアフトデッキへ飛び出すと、既にお祭り騒ぎ。



おっしゃ、来たでー!
ライン巻けー!巻けー!
前進前進!!



突如唸りを上げるエンジン。
ガツンと加速を始めるボート。
ジャッジャーッというドラッグの大きな音。

どうやらセンターに来たらしい。遠くでカジキが跳ねている!

アングラーは同行のナカガワさんの予定だったので、とりあえず左コーナーのリールに飛びつき巻き始める。
(この場合本当は左右のアウトリガーが先ですよね。軽いパニック状態といったところでしょうか)

リールを巻き始めてすぐに、キャプテンのあーっという声。

見るとヒットしたラインにテンションが掛かっていない!
あれほど派手な音を出していたリールも沈黙している。


おーい、ストップ!ストップ!


キャプテンが操船しているキャプテンのお兄さん(通称:お兄さん)にストップの指示を出す。

そしてやおらリールを巻き始めた。


バレた。。。。


その言葉でようやっと状況が理解できた。





何てこった!





呆然とするカジキ童貞の僕とナカガワさん。

キャプテンは慣れているのかセンターのリールを巻き取ると、切れたところをチェックしていました。
見ると何とリーダーの途中から切れていました。

ラインが切れずにリーダーが切れるなんてこと、ちょっと考えられません。この日の夜の反省会飲み会でキャプテンがフックしたときにカジキが暴れてリーダーが尾びれに絡んだんだろう。それでバンッと体を伸ばして跳ねた時にその絡んだところで切れたんじゃないかなと言っていました。

悔しいなぁ~。何キロぐらいでしたかね?

ぱっと見たところ、130~150キロぐらいかな?

くそぅ。ますます悔しいじゃないか。


その後も果敢にルアーを流すも、手応えのないまま時間切れ。
今晩はトーナメントのレセプションもあるのであまり遅くなれません。

港に戻ると懐かしい笑顔が待っていました!オーシャンライフの記者小林雄二君です!
去年は本当に羨ましかったですヨ!


IMG_5786.jpgキャプテンと話す小林記者(右)


さて、
去年と同じく海の見える焼肉屋に着くと、まだ宴は始まっていない様子。


IMG_5789.jpg三々五々メンバーが集まってくる


IMG_5790.jpg我々はチームユニフォームを着用して参加。カコイイ!


今年の4月からもう何本もあげているうちのキャプテンのところには、いろんな人がひっきりなしにやってくる。場所、時間、スカートのカラー、ヘッドの形状、水温等など皆腹の探りあいなのだ。特に短期間で結果を出さなければいけないトーナメントだと何よりも情報が重要になってくる。それをどこまで話しどこまでぼかすか、いわばこれは諜報合戦ともいえる。

そんなキャプテンたちを横目に、僕らクルーはと言うと、呑気にビールをかっ喰らい、やぶ蚊と格闘しながら沖縄の夜は更けていくのでした。


明日は絶対釣っちゃるけぇの!

PR