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めざせ!一流シーマン! ~海の男育成委員会~

せんぐ屋の店長のブログです。 海の男の伝道師として、"カッコイイ海の男"目指して自分磨きをしていきます! よろしくお願いしますね~!

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SAM's CUP 2009 参戦記 その2

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いや~、昨夜は久しぶりに飲みすぎました。
やっぱアレですね、豆腐ようと泡盛のコンビは確実に人間をダメにしてくれますね。え?もうダメになっていますか。そうですか。

朝ホテルで目を覚ますと、隣に全裸の美女なんかは寝ていなくって、代わりに何故か溶けてしまったハーゲンダッツが。
そーいえば、昨夜ホテルに戻る前にホテルの隣のコンビニに寄って、キャプテンと2人で、やっぱ酒飲んだ後は甘いもの食べなきゃね!とか言いながらはしゃいでいた気がする。。。
人間酔っ払うと何をしでかすか判らないという良い例ですな。(反省の色なし)

ま、気を取り直して先に進みましょー!


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SAM's CUP 2009 参戦記 その2
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本日の予定は、明日以降のトーナメント本番を見据えた下準備と偵察。簡単に言えば天気が良いからトローリングに出ようということ。

溶けたハーゲンダッツを見ていたら無性に悔しくなったので、出航前にコンビニへ寄ってお昼ごはんと一緒に再度ハーゲンダッツをゲット。今日の朝ごはんはハーゲンダッツとなりました。



さて。



本日は久米島の周辺でトローリング。視界に島影が入るところでトローリングするのは、多島美を誇る瀬戸内に生まれ育ったものにはやっぱり安心できる。360度見渡す限り水平線と言うのはそれはそれで感動なのだけれど、どことなく落ち着かない感じがするのだ。ちょっと足の裏がムズムズするような。

今日のトローリングはスペシャルなゲストがいらっしゃっていました。その方は何と元海上自衛官で海将まで勤められた方です。昔風に言えば中将閣下。バリバリの海の男じゃないですか!海の男マニアの血が騒ぐってもんです。<?
何でもキャプテンのボランティア活動でのお知り合いだとか。とても物腰が柔らかく、スマートネイビーを体現された方でした。

昨日の雨もあって、まだ少々うねりの残る海では、やっぱりと言うか少し酔ってしまって、すぐにシーバンドを装着&酔い止め薬を服用。中将閣下に貴様それでも日本男児かぁ!と檄を飛ばされるかと内心ひやひやしていたのですがそんなこともなく見事にスルー。
少し横になったり、良くなってきたらアフトデッキで流したルアーを眺めていたりしていると、11時過ぎにジャーッ!!という音が!

ちょうどキャビンでウツラウツラしていた時だった(昨夜の深酒が効いた)ので、すぐに飛び起きてアフトデッキへ飛び出すと、既にお祭り騒ぎ。



おっしゃ、来たでー!
ライン巻けー!巻けー!
前進前進!!



突如唸りを上げるエンジン。
ガツンと加速を始めるボート。
ジャッジャーッというドラッグの大きな音。

どうやらセンターに来たらしい。遠くでカジキが跳ねている!

アングラーは同行のナカガワさんの予定だったので、とりあえず左コーナーのリールに飛びつき巻き始める。
(この場合本当は左右のアウトリガーが先ですよね。軽いパニック状態といったところでしょうか)

リールを巻き始めてすぐに、キャプテンのあーっという声。

見るとヒットしたラインにテンションが掛かっていない!
あれほど派手な音を出していたリールも沈黙している。


おーい、ストップ!ストップ!


キャプテンが操船しているキャプテンのお兄さん(通称:お兄さん)にストップの指示を出す。

そしてやおらリールを巻き始めた。


バレた。。。。


その言葉でようやっと状況が理解できた。





何てこった!





呆然とするカジキ童貞の僕とナカガワさん。

キャプテンは慣れているのかセンターのリールを巻き取ると、切れたところをチェックしていました。
見ると何とリーダーの途中から切れていました。

ラインが切れずにリーダーが切れるなんてこと、ちょっと考えられません。この日の夜の反省会飲み会でキャプテンがフックしたときにカジキが暴れてリーダーが尾びれに絡んだんだろう。それでバンッと体を伸ばして跳ねた時にその絡んだところで切れたんじゃないかなと言っていました。

悔しいなぁ~。何キロぐらいでしたかね?

ぱっと見たところ、130~150キロぐらいかな?

くそぅ。ますます悔しいじゃないか。


その後も果敢にルアーを流すも、手応えのないまま時間切れ。
今晩はトーナメントのレセプションもあるのであまり遅くなれません。

港に戻ると懐かしい笑顔が待っていました!オーシャンライフの記者小林雄二君です!
去年は本当に羨ましかったですヨ!


IMG_5786.jpgキャプテンと話す小林記者(右)


さて、
去年と同じく海の見える焼肉屋に着くと、まだ宴は始まっていない様子。


IMG_5789.jpg三々五々メンバーが集まってくる


IMG_5790.jpg我々はチームユニフォームを着用して参加。カコイイ!


今年の4月からもう何本もあげているうちのキャプテンのところには、いろんな人がひっきりなしにやってくる。場所、時間、スカートのカラー、ヘッドの形状、水温等など皆腹の探りあいなのだ。特に短期間で結果を出さなければいけないトーナメントだと何よりも情報が重要になってくる。それをどこまで話しどこまでぼかすか、いわばこれは諜報合戦ともいえる。

そんなキャプテンたちを横目に、僕らクルーはと言うと、呑気にビールをかっ喰らい、やぶ蚊と格闘しながら沖縄の夜は更けていくのでした。


明日は絶対釣っちゃるけぇの!

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SAM's CUP 2009 参戦記 その1

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今年も黒潮に乗ってカジキがやってきましたネ!
熱い海の男たちは、このシーズンになると毎週のようにボートを出してカジキに追いかけられます。
(いや、トローリングだから追いかけられるで間違いないでしょ~)
やはり一人前の海の男になるためにはカジキの1本でも釣り上げねば。

思えば去年のSAM's CUPは散々な結果に終わり、失意の元広島へ帰りました。
しかも帰ってからさらに追い討ちをかけられるという仕打ち。
今年こそはと期するものがあります。

沖縄でカジキを釣るために事前にトレーニングも積んできたことだし、今年こそは何としても釣り上げるぞ。


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SAM's CUP 2009 参戦記 その1
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予行演習代わりに行った土佐清水でのトローリングミッションは、カッパも着替えもお金も持たずに行ってえらい目にあいましたが、今回はそのようなこともなくしっかり準備しての参加になります。

今年は嫁は都合が付かず、僕のみでの参加になりましたが、海の男はちゃんと事前準備ができるからダイジョウブ!(コンタクトレンズを忘れていったのは内緒です。)

朝7時に広島空港で待ち合わせ。そこでキャプテン達と合流。
軽く朝食をとって、飛行機に乗ったら、9時過ぎには既に沖縄に着いていました。
土佐清水港まで車で9時間かけて行ったのは何だったんでしょうね~?

ホテルに荷物を預けて、早速ボートへ。

IMG_5766.jpg 天気はあいにくの曇り空。

エアコンと操舵装置の調子が悪いということで、早速広島から同行したメカニックのマスダさんがチェックをしていました。

IMG_5760.jpg 何故か手にはビールが握られているメカのマスダさんと同じくメカの金城さん


エアコンは取り外して広島へ送り、修理をした上で沖縄へ送り返して取り付けるということになりました。
これで沖縄にいる間中暑いのが確定しました。

操舵装置は油圧のオイルがどこかで漏れているらしく、ヘルムのオイルがまったく無くなっていて舵が効かない状態。散々探し歩いた結果、バルクヘッドを通すところの銅管から漏れている事が判明。直ちに修理をすることになった。

夕方までボートにいてビールを飲みながら雑談をしていたのですが、夕飯を食べにメカさん達だけを残して食事に出かけました。最初に日ということもあって、沖縄料理です。

IMG_5774.jpg 漁師の店 あぐん

いや~、うまかったです。
沖縄は食べ物がイマイチと言われてるそうですが、僕の知る限りでは全然そんなことないです。

この後、飲みまくってホテルへ帰って爆睡。。。
ホテルの部屋へ帰ってからの記憶がございません(汗




今シーズン初トローリング

ブログアップがちょっと(?)遅くなりましたが、GWに室戸岬沖ででトローリングをしてきました。
結果は既にお伝えしているとおり、アタリの形跡はあったもののファイトには至らず。
む~、なかなか思うようにはいかないものだ。
一応備忘録代わりに詳細を記します。


5月3日、TEAMに合流すべくお昼過ぎに出発。
目指すは土佐(方面)?
目的地も確認せずに出発とは、我ながら良くやると思う(^^;

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山陽道下り方向は大渋滞!


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しまなみ海道を越え、四国へ上陸した後も、さらに南を目指して高速道路をひた走る。
この辺りでどこへ向かえばよいのかメールで確認。
どうやら土佐清水港へ向かえばいいらしい(^^;

この後はただひたすら車を走らせる。
今治から2時間ぐらいでつけるかな~なんて気楽に考えていたんだけれど、これが大きな間違いだった。
後で分かったんだけど、高知道を通って高知回りで土佐清水へ行くのは遠回りだったみたい。
高速道路を降りてからの距離がまだ100キロもあるなんて!

結局土佐清水へは、午後6時頃に付く予定が9時を回っていました。


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停泊中の"シバリー"
今回のトローリングの母艦。

挨拶を済ませて、遅い夕食へと向かう。
といっても、食べていないのは僕だけだったので、キャプテンと迫田さんにお付き合い(ご馳走)していただく。


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土佐名物タタキ。旨い!

そのままシバリーに戻って眠る。

翌朝、5時に出港。


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室戸岬沖へ出る。
今回の作戦は、潮目が分かりづらいので過去に釣ったポイントの周辺を根気よく流す作戦。
天気は下り坂で、あまり日が差さない。


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舵を握るのはキャプテンのお兄さん。

「お兄さん、どうですか~」
「潮目が読めんのぅ。パッとせん海じゃ」

途中シイラが3匹ほど「遊んで~」と絡んできたけれど、それ以外はなんとも静かに時間が流れていく。


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キャプテン「良くないな~」

あまりにも反応がないので、集中力が切れてくる。
そうなるとついつい自然にビールに手が伸びる(^^;

夕方になり、失意のまま帰投。

ヘロヘロになりながら銭湯でサッパリして、夕飯を食べに地元の小料理店へ。
この頃はぐったりしていて写真を撮る余裕もなかったです。

翌日も参加したかったんですが、ネットショップで入った注文が、どうしても5日中に出荷してほしいということだったので、やむなく離脱。
息子さんが帰省されるという迫田さんと一緒に土佐清水港を後にしました。

今回は残念な結果でしたが、来月には沖縄で"サムズカップ"が行われます。
今度こそ大きいのを釣り上げるぞっ!

帰ってきました

本当はもう一日参加したかったのですが、本日の天気もあまり良くなく、また、ネットショップでのご注文もたまっていたので、本日早朝に土佐清水を出て、広島へ帰ってきました。

残念ながら釣果はゼロでしたが、YUKI艇は今日も引っ張るらしいのでぜひ頑張って僕を悔しがらせてほしいものです。

帰り道は何とかUターンラッシュの始まる前にしまなみ海道を越えることができ、約7時間かけて無事帰り着きました。
移動に使った妻のミラジーノの燃費は、何と!20.12km/Lでした!!!